あの日から五年、家でひとり黙祷を捧げ、あの時居た場所へ向かった。電車の中で様々な思いが巡る。

いつ来るかわからない津波のために危険区域に指定され強制的に立ち退きを迫られる人がいる反面、高線量区域の避難指示解除により被爆を強要するアベコベな政府。

なんだかモヤモヤしていたけど、会場へ着いたらそんなことどうでもよくなった。東京の人も石巻からきた人も他愛のない会話で笑い合い、とにかく楽しんでいた。

そう、みんな楽しむためにここにいる。結局終電も逃し夜中まで続くセッションとテキーラを浴びまくり、あらためて「音楽のチカラ」を痛烈に感じた一日でした。

主催の辻くんはじめ出演者の皆さん、お客さん、本当にありがとうございました。これからも音楽に救われ、音楽に仕えていこうと思います。